8月16日(金)午後1過ぎ、お盆休みも終わりに近づき災害復旧工事も止まっていたので、少しは水がきれいになっただろうと漁協へ行って川の透明度を計ってみた。65㎝で底石も少しは見える。
この状態なら漁協の組合員が投網を打ってアユを捕っているだろう!。友釣りもやっているかなー!と思って、上流へ車を飛ばして川の状態を見に行った。
途中下田大橋までは人っ子一人川に入っていない。今の時期、川の中に人がいないというのも異様な風景だ。下田大橋の上から川をのぞいて見た。誰もいない!。
川の底を透かして見れば泥かぶり。これではだめだ!!(写真下)
花江橋へ移動ここなら友釣りがいるだろう!。誰もいない!!。投網打ちもいない。さみしい風景だ。(写真下)
川底はと見れば、一見綺麗なように見えるがやはり泥かぶり。「アユの食み跡」一つない!
どんどん川に沿って上流へ車を飛ばして見たが、永田新橋上下に人影なし。鶴亀橋上流で子供達が遊んでいるのみ。
結局守門川の合流点まで遡るが川漁師の姿なし。
守門川はどうか?。(写真下)
水はきれいだがアユの食み跡全くなし。「工事の泥水」で全滅したか!。
南無阿弥陀仏!!。
本流との合流点は?と見ればこの通り。(写真下)
本流はヒドイ色だ。水中の工事はやっていないので「ダムの濁り水垂れ流し」のせいだ。
写真上部の濁っているのが本流、下から流れ込むのが守門川
これではいくらアユを放流しても育つはずがない。
これ以上上流へ行ってみる気が萎えてしまったので、ここで止めて駒出川を渡って帰ってきた。
駒出川は旧289号線の駒出川に架かる橋の上流は誰もいない。橋の下流の一般開放区域では夏休みの子供達が大勢川に入って歓声を上げていた。
五十嵐川漁協に買われて五十嵐川水系に放流された30万匹以上の稚アユ達はどうなってしまったか?可哀そうでならない。
同時に、まともに魚の捕れない川の漁師が気の毒でならない。
五十嵐川は死んでしまったか!。恐ろしいことじゃ!恐ろしいことじゃー!!
平成25年8月17日 朝7時 五十嵐川漁業協同組合 事務局長 竹内