8月24日 (五十嵐川漁業協同組合 事務局長理事 T )
今朝の新聞で一斉に五十嵐川のアユ大量死(300尾)が報じられた。
小生も実物(斃死したアユ)を見たが、傷や病気の痕跡は全く見当たらなかった。
また、斃死したアユが流下してきても釣れ具合には変化が見られなかったとのことである。
斃死したアユに共通するのは、魚体が比較的小さく18㎝くらい。アブラビレの先端の赤みが薄く、魚体が黒っぽい。
以上のことから、おそらく8月12日追加放流した個体ではないかと推測される。
正確な原因は不明だが、連日の猛暑で水温が27℃を越えるような状態の中で、渕の中で群れアユになっていた一団が
何らかの理由で酸欠を起こしたのではないか?
又は排水路から一過性で何か毒性のある物が流入して渕の中の一団がやられたか?
その後は同様のアユの斃死は起きていないので、一過性のものと考えられる。
本日、内水面水産試験場の方と話しをしたが、およそ同じような見解であった。
検体は届いているので病理検査は行うとのことである。