令和5年度の五十嵐川鮭有効利用調査が事故なく終了いたしました。調査員のみなさま、ありがとうございました。
今年度は37日間でした。鮭の遡上数が過去最低の年でした。
昨年度は30日間で総計515尾。今年度は総計400尾。日数あたりでみると、およそ3/5くらいの数です。
気候も雨天が多く、水位が高い日がほとんどでした。そのための中止日が1日発生しました。
そのため、調査員の約半分、49.3%が釣れなかった、、という結果が出ています。
シロザケ(チャム)は、遡上鮭の中でも、口を使わないのだそうです。高い水位の中、鮭の位置を判断し、送り届け、反応する流し方ができるか? がキモのようです。
そのスキルを、身につける楽しみが味わえるかどうか、、ですが、それが欠けてしまった残念な者が違反針に手を出して、、、、まったく愚かでかわいそうなことです。が、違反には厳しく対処いたします。
漁協としては、自然の流れには逆らえない点もあるかもしれませんが、回帰率維持のために努力を続けていきます。
みなさまからお預かりした5000円は、五十嵐川鮭有効利用調査委員会の運営活動費と五十嵐川の鮭の増殖活動のために使用させていただいております。ありがとうございます。
来年度のことは不安でありますが、今のところ、本年度と同様を考えております。さらに厳しい状態も考えられますが、それでもというみなさまの申込をお待ちしています。
( 文責 五十嵐川鮭有効利用調査委員会 事務局長 大森 )