鮭釣りのお知らせ

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今年度の鮭有効利用調査の調査員の公募について、お知らせいたします。

まず最初に、この先を読んで申込をされる方へ。

近年の鮭遡上数について、極端な減少傾向が進行しながら続いております。毎年毎年、今年は最低ですと、繰り返しているくらいです。

鮭の遡上状態について、それでも良い、覚悟はできている、、という方のみ、お申し込みをお願いいたします。

漁協としては、早期群や全体の遡上数回復のために、放流等における改善努力は続けておりますので、鮭調における鮭の数状態について、自然のこととして、漁協の責任はないとご同意いただいての申込をお願いいたします。

申込方法について、例年と変わりありません。

ホームページ内の鮭調ページを、よくお読みになり、期日や内容をお間違えのないよう、お願いいたします。今年度も値上げすることなく実施ができるのも、みなさんがしっかり守っていただいて、運営コストを抑制できるおかげであります。

、、、、、と、昨年も書いたのですが、、ひどいものでした、、。当選しても、入金がない、。電話をしても、途中で切られ、つながらなくなる、。同じ内容のハガキを別の差出人で出し、ダブルブッキング状態のまま、連絡も入金もない、、。真剣に来年度の値上げを考えています。

鮭調はただの釣り堀ではなく、県知事認可の特別採捕、調査員としての任命になります。さまざま(川によって微妙に異なるところもあるでしょう)な規則を読み取って理解実行できない方は、お申込みいただかないほうが、他のしっかり守っていただいている皆さんの当選確率があがります。なにとぞ、よろしくお願いいたします。

過去、このページの書き様の酷さには定評(?)がございました。いろいろなところで書かれても、昨年度の状況から、意識の向上を願い、いくつか申し上げます。不快に思われる方はご退出を願います。

⓵ 往復ハガキの記入事項は漏れなくしっかりはっきりと。古い値段のハガキを切手も追加せず使わない。楷書ではっきりと。返信の方に住所を書いてあるから読み取れ、という態度は迷惑です。どちらもしっかりと記入してください。読めない文字は、申請書が書けないので、当選の確率は著しく下がります。

②住所は県名から記入する。採捕申請には、県名から記載します。ご自分の県内では普通であっても、他府県であるこちらには分からないものもあります。郵便番号から探せという態度は困ります。記載された通りに記入して県に申請しても、その住所が無いと書直しを要求されます。調べて再提出、1週間のタイムロスです。通称ではなく、しっかりとした住所を書いてください。

③希望して当選した日は、キャンセル不可です。全て入金してください。どこかのコンサートではないので、当たった中から選んでという行為はできません。抽選の意味がなくなります。そのために落選した人のことを考えてください。

④この日とこの日の中から、何日(を、そちらで選べ)という申込は困ります。不確定になり、抽選の中に入れられません。記載した日は全部抽選にいれます。全てが当選したら、全て入金願います。当選時キャンセルは不可です。

⑤同じ内容のハガキを何枚も何枚も何枚も出す方がいます。全部当選したら、全て合計入金してください。同内容の異ハガキは迷惑行為です。抽選の確率はあがりません。1000枚以上のハガキを処理しています。選別の限界がありました。

⑥同じグループで、同じ希望日のハガキを、別のリーダー(申込人)で出されるのも、迷惑です。どちらも当選したら、その金額を入金してください。受付番号をふりますので、違っている場合は明確にそうだと受け取りをお願いします。

⑦遠くからくるので2日当選したい、。みんなそうです。平等な抽選をどうしてくれと願っているのですが?思考をしてください。初めから申込要項の中に1日ごとの抽選になります(登録もそうですが)と条件記載してあります。それでなければ困るのであれば、申込などせず、他の人に譲ってください。(気持ちだけは理解できるので、観光案内させてもらっています。アウトドア用品の聖地三条を落選の日はご堪能ください。ニジマスのCR区間も待っています)

⑧グループ申込がハガキに入りきれない、、。工夫して分かるように書いてください。1日10人程度の受付人数なので、人数が多ければ多いほど、当選の確率は下がることはご理解ください。つまり、書き込めないくらい多い状態は当選しにくい、、ということです。

⑨以上のことから、当鮭調には、キャンセルという概念がないことはご理解いただけましたか? 申込⇒当選⇒入金⇒特別採捕申請(当日の権利)⇒当日の調査という流れで、当日の来れない状況は「自己都合欠席」ということです。特別採捕申請は、1か月ほど前に完了しているので、すべて埋まっています。キャンセル(本来は欠席なのですが)があるのだから、入れるだろう入れろよ、。という要求は、、はい密漁です。現場判断で即日申請がおりますか?当鮭調はそのようなことはしておりません。事故が起こった時、その人は密漁者と判断(外部から)されてしまう可能性がおこります。本当にしつこくしつこく「ほかでやっているんだからぁ」と要求してくる人がいるんです。どうぞ、それを許しているところへ申し込んでください。その違法行為(当鮭調では)をしつこく要求した人たち、事務所の仕事が止まって迷惑しています。二度とこないでいただきたい。

⑩当選して入金の時、グループ申込は、返信宛先の申込リーダー(責任者)の名義でしてください。入金確認で、ずいぶんと、かなり時間を割いて探しました。

⑪まだありますが、、申込要項をしっかり読んで理解してください。こんなことを書かなければいけないのかと残念でありません。たいていは知らないことが原因です(悪意・自己中心的思考は問題外)。不明な点がありましたら、漁協事務所まで電話にてご確認(その前にしっかりと読んでから)ください。

過去のお知らせを振り返ってご覧いただければ、さらに確認できます。

さて、五十嵐川鮭有効利用調査委員会では、三条ホテル旅館組合さんを、熱烈推しております。鮭調割引やサービスもあります。さばいてもらいたいなどのニーズに答えられる宿もございます。ぜひご利用していただければと存じます。


このように書きましたが、以前来られた方には、お分かりのことと存じます。今年こそ、鮭がいい年であるように願っております。よろしくお願いいたします。

        (文責 五十嵐川鮭有効利用調査委員会 事務局長 大森)

五十嵐川漁協でやっております鮭の増殖事業。採卵・受精から育成を経て、2月後半から3月後半にかけて、鮭稚魚放流をおこないました。

その中で子どもたち学校とも連携をして活動をおこなっております。

今年度は、地元の、森町小学校、大浦小学校、長沢小学校、飯田小学校、そして見附市杉沢地区(見附第二小学校)と地域環境教育の一環として、活動をしております。(以前は、他にも保育園等ともおこなっていました)

1月上旬に稚魚(各校500尾程度)を学校に持っていってもらい、放流時期まで育て観察してもらいます。観賞魚ではないので、育てることが大変なことだと感じてもらえたのではないでしょうか。今年は死魚が少なく、熱心に育ててもらったことがうかがえました。

おおよそ4年後に帰って来てくれるのですが、ベーリング海を越えての長い旅路と、約0.4%の回帰率(生存率)に、生きる厳しさと、命をつなげる重さを感じてもらえたらと考えています。

小学校との稚魚放流では、その育てた稚魚と各学校約10000尾の漁協の育成した稚魚を合わせて放流しました。

今年度も非常に遡上数が減少しているなか、合計約750000尾の稚魚を放流しました。例年に比べると遡上数の著しい減少があり、採卵もままならなかったわけですが、孵化場の努力もあり、死魚数を少なくできた成果もあります。

例年ですと1000000尾を超えるのですが(昨年は約900000尾)、年々強まる厳しい状況下、ここまでの努力を認めていただきたく存じます。

この中には、他漁協からの卵・稚魚購入も含まれており、鮭調調査員のみなさんからの支援のお陰でもあります。感謝申し上げます。

令和6年度の五十嵐川鮭有効利用調査が事故なく無事に終わることができました。参加された調査員のみなさま、大変ありがとうございました。

今年度も37日間でした。例年繰り返しますが、、鮭の遡上数が最低の年になりました。年々ますます減少の傾向になっています。

現在の孵化場の卵の数は、約半分となっていて、購入などの他の手段を考えています。

昨年度の総計は、400尾。今年度は396尾とのデータが出ました。有効利用区間での釣獲数は、ほぼ変わりがありません。

これなら、来年もできそうかな、、と、感じております。

しかしながら、参加調査員の53.3%が釣れなかった、とのことで、昨年の49.3%、一昨年の39.0%よりも、多くなってきていることが、データに表れていました。

また、皆さんからいただいた声には、改善に向けて取り組むことができるものと、最初から条件としてできないと伝えているものなど様々ですが、できるものには取り組んでいきます。

漁協としては、自然の流れには逆らえませんが、精一杯の努力を続けていきます。

みなさまからお預かりした5000円は、有効利用調査委員会の運営と、鮭の増殖活動に使わせていただきます。ありがとうございます。

来年もできることを願って、今年の写真を下にUPしておきます。

たいへんありがとうございました。

最後は、今期セカンドシーズン中の本流CR区間のニジマスです。こちらのほうも、どうぞよろしくお願いいたします。

調査開始まで、あと4日となりました。

調査区間内にも、産卵準備をしているようすが見られています。

しかし、数量はたいへん少ない状況です。厳しい状況は予想のとおりですが、調査員のみなさんでシェアしあい、楽しい時間を過ごしていただくよう、お願いいたします。

当日の受付ミーティングは、毎朝7時開始です。必ずミーティンに参加してください。当日の中止等の判断も、この時点て確定発表されますし、中止時の返金も、参加者のみになります。

再度、規則を確認していただき、禁止物を持ち込まないようにお願いいたします。

事前に区間の様子を見に来ることは可能ですが、河川敷道路では、歩行者優先で時速30kmを上限に、決してスピードを出さないよう、お願いいたします。

当選者の入金を確認しました。ようやくこれから特別採捕の申請にとりかかることができます。

当日には、当選ハガキを本人確認のためにお持ちください。その権利は他人には譲渡できません。その日その人による許可申請がなされています。

当日は7:00からのミーティングを必ず受けてください。また、事前に規則を再確認していただき、違反の無いようにしてください。違反者には、資格の取り消しはもちろんのこと、これからは、持ち込み違反漁具または全漁具の没収を考えております。持ち込まないように心がけてください。

申し込みの案内時から伝えておりますが、当日の鮭が少ない居ないは中止の条件にはなりません。釣りではなく、特別採捕の調査員ですので、しっかりと0尾の報告をし、ご自分自身の報告書を提出する、これが最低の条件です。

現時点でも、北方の不漁が伝わってきています。明るくはありませんが、一部の期待を残して、みなさまと、規則が守られた、楽しい一日を過ごせることを願っています。

追伸 今年は、同じ内容の申込ハガキを何枚もだすかたや、同じ内容グループで代表者を変えて出すかたなど、、が目立ちました。

1日ごとの抽選であるため、気が付くものは同じ条件にしておりますが、、数百枚の抽選になりますから、重複当選があるかもしれません。次年度からは、そのような申し込み者に対しては、重複した分も全額徴収という形にしたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

                      文責 鮭調事務局長 大森               

鮭有効利用調査の二次募集に、多くの申し込みを、ありがとうございました。

二次申込が本年度はとても多く、半数以上のかたのご希望に答えることができませんでした。落選のハガキを記入しながら心が痛んでおります。

厳正な抽選の結果でありますので、ご理解ください。

昨日、ポストへ投函いたしました。到着まで今少しお待ちください。

一次募集の入金締め切りが7月30日まででした。2名を除いた全ての入金を確認しております。返信のハガキが当日の権利を証明するものですので、大事にお持ちください。

さて、入金の確認の電話に出てくださらない、途中で電話を切られた、、

#116の埼玉県のNさま

#216の東京都のSさま

当選の取り消しと、当選ハガキの無効、認可申請をしないことを、ここに明らかにさせてください。

二次募集に当選のみなさんは、確実に8月28日までの入金をお願いいたします。

本年度は、例年に比べて二次募集の申し込みが多かったです。例年の少ない予定で一次募集で確保させていだたいておりました。その為、二次募集では10人の定員を満たさず満員とさせていただいた日もございます。ご理解をお願いいたします。(10人に足りない日を希望されて、落選のかたもいらっしゃる、ということです。)

また、事前のアナウンスのとおり、1日ごとの抽選です。連日の希望は受けておりません。続けて来たかったみなさん、ぜひ、本流ニジマスにもご挑戦ください(別入漁券が必要ですが)。秋の放流量もしっかりある予定にしております。

今年度は初めての申込のかたも多く、ハガキに住所・フリガナ、釣法の記入がないもの、返信のご自分への記入がないものなど、お願いが守られていないものが非常に多くありました。また、これらの日から1日など、選ぶことをこちらに依存されるもの、さらに、必着の日が過ぎてからも、だらだらとハガキが届いていることなど、今までやめてくださいとお願いしている件がとても多かったです。

当日は、皆様が、お客様やだたの釣り人の気分ではなく、規則のある鮭有効利用調査の調査員・県知事認可の鮭特別採捕員であることの認識をもち、行動をしていただくようにお願い申し上げます。(事前に案内を再度読み直していただき、シングルフック以外などの違反物を、持ち込まないようにしてください。当日の署名いただく誓約書には、車の中も確認してよい旨の事項もあります)

規則の遵守が大前提ですので、確実に毎朝のミーティングに参加し、当有効利用調査についてご理解願います。

申込ハガキは全て返送いたしました(遅着ハガキを除く)。出したはずなのに帰ってきていないことがありましたら、事務局までご連絡ください。(8月23日まで、それ以降の申立てには、対応できません)

先ほど、信濃川のサケ操業会議にいってきましたが、現時点での北海道での鮭の数も相当少ないようすです。今年も昨年以上に少なくなることが予想されます。

釣れなかったとしても「調査」ですので、しっかりとした対応と行動をお願いいたします。(過去に酷い調査員がいたのです、、)

今回の当選をもって許可人数の総数435名です。三次募集の予定は今のところありません。

以上です。お願いが多くなり恐縮です。

予想が外れて、たくさん鮭がもどってくることを祈っております。

              文責 有効利用調査委員会事務局長 大森

たくさんのご応募ありがとうございます。

第1次募集の抽選を終え、ハガキを返送いたしました。

当選されたかたは、ハガキの指示どおりに振込をお願いいたします。7/30までに必ず。振込を確認して、許可申請に移ります。振り込んで事務局から確認の電話がなければ大丈夫、登録されています。(不安でしたら、ハガキと振込控えをお持ちください)振込には必ず本人の氏名が分かるようにしてください。過去に会社名義や他人名義の振込がありたいへん困りました。

なお、事前にアナウンスしているとおり、当選時のキャンセルはお断わりしております。よろしくお願いいたします。

倍率としては2倍~3倍になりました。全く当選されなかったかたもおります。厳正な抽選の結果になりますので、ご了承いただきたく存じます。

平日申込やグループの申込をされているかたも少なからずいらっしゃいました。第1次募集では、事前アナウンスのとおり対応しておりません(お1人様当選があり得るということです・キャンセル不可)ので、よろしくお願いいたします。

連日で希望されているかたは、交通の関係で連日で来たいのだろうと御推察いたしますが、1日ごとの抽選であります、1日だけになってしまったかたも多いです。空いてしまった日、ぜひ、秋の本流ニジマスもお楽しみいただければ幸いです(漁券は必要です。)(事務局長は、鮭用のDHロッドでニジマスを楽しんでいた時もありました。大きいとけっこう曲がります。笑。)

1次応募で届いたハガキは、すべて返信をしております。(平日を申込のかたも同様です。これは平等性を守ることや、処理事故を防ぐためのことです。第2次募集に再度申込ください。個人番号記入をお忘れなく)出したはずなのに、戻ってきていないというかたは、事務所まで必ずご連絡ください(7/23まで)確認いたします。

平日申込は、第2次募集7/24~8/7になっております。

ハガキが返信され、申込個人番号があるかたは、今年度は、必ずその番号を赤字でご記入ください。(まれに複数のハガキで複数お持ちのかたは、抽選の関係で全てご記入ください。)

休祝日は定員が15名となっておりますが、申込が多い日は、落選を少なくするために、最大20名程度まで増やしています。これは、期間の定員を超えなければ申込の少ない日から移動しても良いと県が認めてくれていることです。ご了承ください。

第2次募集、お待ちしております。

(繰り返しますが、現在のところ気温海水温ともに高い傾向です。今年度もますます厳しい遡上状況になる可能性が高いです。その覚悟をお持ちのかたのみ応募してください。お願いいたします。)

今年度の鮭有効利用調査の調査員の公募について、お知らせします。

まず、これから先を読んで申込される方へ。近年の鮭の遡上数について極端な減少傾向が続いています。毎年、今年は最低ですと繰り返しているくらいです。

遡上について、それでも良い、覚悟はできている、、というかたのみ、お申し込みをお願いいたします。

漁協としては、早期群の遡上数回復のために努力を続けてきましたが、その成果が振り返られる年度になりました。海水温などの環境面が好転するよう願っております。

申込方法について、例年と変わりがありません。

ホームページ内の鮭調ページを、よくお読みになり、期日や内容をお間違えないよう、お願いいたします。今年度も値上げなく実施ができるのも、みなさまからしっかりと守っていただき、運営コストを抑制できているおかげです。よろしくお願いいたします。

ただ、住所についてですが、申請許可に必要なものです。公文書になりますから、正確にお書きください(略・通称不可 ひらがな・カタカナ注意)。昨年度は、数件違うとのことで、差し戻されています。ご注意願います。(なお、事務局長、地方の地名には疎いことがあり、読みにくい(主観的ですが)ものには振り仮名を振って頂けると非常に助かります。m(_ _)m )

五十嵐川鮭有効利用調査委員会は、三条ホテル旅館組合さんを、熱烈推しておりおります。鮭をさばいて欲しいなどの要望に応えるサービスもございますので、ぜひ、宿泊のときは、ご利用ください。

変更事項。今年度より、当日の中止決定時返金(3000円)について、朝のミーティング時参加者のみとし、欠席者には返金いたしません。ご了承ください。

このお知らせ欄に、以前に書かれていることは繰り返しませんので、さかのぼって注意事項など、お読みいただければ幸いです。

鮭がよい年でありますように。 よろしくお願いいたします。

五十嵐川漁協でやっております鮭の増殖活動。採卵・受精から育成を経て、2月後半から3月後半にかけて、鮭稚魚放流を終えました。

その中で、今年度は地元の飯田小学校・大浦小学校・森町小学校・見附杉沢地区(見附第二小学校)の4小学校とも、地域環境教育の一環として連携して活動をしております。(以前には、他に保育園等ともしておりました)

1月上旬に稚魚(各学校500匹程度)を学校に持っていってもらい、放流時期まで育て観察してもらいます。観賞魚ではないので、育てることが大変だと感じてもらえたことだと思います。

おおよそ4年後に帰ってきてくれるのですが、ベーリング海を越えての長い旅路と、約0.4%の回帰率(生存率)に生きる厳しさも感じてもらえたのではないでしょうか。

小学校との稚魚放流では、その育てた稚魚と、各学校7000~5000尾の漁協の育成した稚魚をあわせて放しました。

今年度は遡上数がとても少ない中、合計約900000尾の稚魚を放流いたしました。例年ですと1000000尾を超えるのですが、厳しい状況の中のここまでの努力を認めていただきたく存じます。

これには、他からの稚魚購入等も含まれており、鮭調調査員のみなさんからの支援のおかげでもあります。

たくさん帰ってくるように祈っております。

令和5年度の五十嵐川鮭有効利用調査が事故なく終了いたしました。調査員のみなさま、ありがとうございました。

今年度は37日間でした。鮭の遡上数が過去最低の年でした。

昨年度は30日間で総計515尾。今年度は総計400尾。日数あたりでみると、およそ3/5くらいの数です。

気候も雨天が多く、水位が高い日がほとんどでした。そのための中止日が1日発生しました。

そのため、調査員の約半分、49.3%が釣れなかった、、という結果が出ています。

シロザケ(チャム)は、遡上鮭の中でも、口を使わないのだそうです。高い水位の中、鮭の位置を判断し、送り届け、反応する流し方ができるか?  がキモのようです。

そのスキルを、身につける楽しみが味わえるかどうか、、ですが、それが欠けてしまった残念な者が違反針に手を出して、、、、まったく愚かでかわいそうなことです。が、違反には厳しく対処いたします。

漁協としては、自然の流れには逆らえない点もあるかもしれませんが、回帰率維持のために努力を続けていきます。

みなさまからお預かりした5000円は、五十嵐川鮭有効利用調査委員会の運営活動費と五十嵐川の鮭の増殖活動のために使用させていただいております。ありがとうございます。

来年度のことは不安でありますが、今のところ、本年度と同様を考えております。さらに厳しい状態も考えられますが、それでもというみなさまの申込をお待ちしています。

孵化場での作業。発眼卵と死卵を1つ1つ選別していきます。

       ( 文責 五十嵐川鮭有効利用調査委員会 事務局長 大森 )

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